捻挫や打撲、肉離れによる急性期の炎症や
運動後の不安箇所のクールダウンにはアイシングが必要です。
一般的なアイシングはアイスパック(氷嚢)を使い20分程度固定し冷やします。
氷が沢山使用できる環境であればアイスパックが使いやすいと思いますが、
氷の他にアイスパックや固定するためのバンテージ(伸縮包帯)が必要となるため、
なかなかできない方もいらしゃると思います。
そこでお勧めなのが「アイスマッサージ」です。
紙コップに水を入れ凍らせます。
紙コップの周りを破り氷をむき出しにします。一度氷を取り出し紙コップの淵を内側に折り込んでから氷を戻すと紙コップの中の氷が安定します。
アイシングをしたい場所に氷を当て円を描くように動かし5~10分間続けます。
氷が溶けだし水が垂れてきますのでタオルをひいて行うと良いです。
患部がしっかり冷えたところでアイスマッサージは終了です。
このアイスマッサージは、お風呂場でやると周りが濡れても問題なく、終わった後の氷の処理も簡単です。
選手たちも湯船につかりながら自分でアイスマッサージをしていました。
捻挫や打撲の際、痛みがつよく触れると痛む場合には患部に刺激を与えないよう
アイスパックを使ったアイシングのほうが良いでしょう。