ソチ アイスホッケー決勝

ソチオリンピック アイスホッケー男子決勝
カナダVSスウェーデン 世界最高峰の迫力ある試合でした。

私がトレーナーとして初めて担当したのが古川電工のアイスホッケー部でした。
当時のことを思い出しながら中継を見ていました。

とにかく怪我の絶えない激しいスポーツで、何事もなく試合が終わることはなくトレーナは緊張の連続でした。
陸上の動きよりもはるかにスピードがでるため、ぶつかった時などの衝撃は大きくじん帯が切れたり、骨折は日常茶飯事。スティックやスケートのブレードで顔などを切るケースも多く、リンク脇で縫って試合に戻ることも普通にありました。歯を一度に7本折った選手もいました。
怪我をしたまま試合に出続けることはプロ野球では考えられないことです。

一度だけ選手と同様の装備でリンクにのせてもらったことがありましたが、選手達のおもちゃにされただけでした。押されたりいたずらされても仕返しもできず、生まれたての小鹿のようでした。

日本のアイスホッケーをとりまく環境は決して恵まれているとは言えません。
けれども選手たちのホッケーに対する気持ちはアツいものがありました。